●英名:Monarda,Bee Balm
●別名:レッド・ベルガモット
●和名:たいまつばな
●学名:Monarda didyma
●科名:シソ科の多年生草本
●原産地:北アメリカ
●主産地:北アメリカ、ヨーロッパ
ビーバームは、真っ赤な花を咲かせるシソ科の多年草植物で、原産地は北アメリカである。現在は、観賞用として多くの園芸品種が作られ、花色は深紅から淡いピンクにまで至るが、原種は緋赤色の花をつける。
名前の由来であるが、開花時期が長く、ミツバチ(ビー)の蜜源植物として利用されるようになったため、ビーバームと名づけられた。
また、花の甘い香りがベルガモットオレンジの香りに似ていることから、ベルガモットまたはレッド・ベルガモットとも呼ばれている。
ビーバームは、北米原産のものが広く知られている。これは、清教徒のアメリカ移住以後のことで、オンタリオ湖近くのオスウィゴ河付近に住むインディアンが、古くからこの葉をハーブティーにして飲んでいたため、アメリカ移民もこれを真似てオスウェゴー茶と称して愛飲するようになった。
なお、ベルガモットの近種でワイルド・ベルガモットがあるが、ビーバームとよく似ているため混同されやすい。
■ベルガモット・オレンジに似た甘い芳香がある。多数の園芸品種があるが、最も芳香性がある。また、原種にも植物全体に強い芳香がある。乾燥させると香りはより強くなり、葉や花がポプリの材料として頻繁に使われている。
■料理にはあまり利用されていないが、欧米の習慣にならってハーブティーにすると、手軽にビーバームの芳香を楽しむことができる。葉を乾燥させ、そのままお茶として飲むか、紅茶の中に入れるとよい香りが味わえる。
■また、フレッシュな花びらや若い葉を、ワインやカクテル、ソフトドリンクなどの上に浮かばせると、香りと彩りをより一層楽しむことができる。
消化促進に効果がある。また、スチームの吸引剤としてビーバームを使うと、喉の痛みを和らげることができる。その他にも、鎮静や催眠に効果があるといわれている。
■日当良好な場所を好む。乾燥に弱いため、夏場の水やりに注意する。
■種子、挿し木法、株分け法のいずれも可能である。3〜4月に種まきと株分けをし、さし木の場合は5〜6月に行う。開花期は7〜9月だが、その間の若葉は随時収穫して利用することができる。